大学生になって、一人暮らしをし始めるという方も多いのではないでしょうか。周りの学生が一人暮らしをしていて、自分もしたくなった!という人も多いハズです。そこで今日は、大学生の一人暮らし部屋選びのポイント10選を伝授!
①2・3月はいい物件も速攻無くなる!極寒1月に部屋探しを開始セヨ
2月前半から3月初旬にかけて、大学の合格発表ラッシュで上京組がどんどん部屋探しに出てきます。そのタイミングで判断が遅くなると人気部屋はとられてしまいます。半日返事が遅れるだけで他の人に奪われてしまうこともあります。部屋を貸す方も商売でやってますからね。判断の早い方に貸すのは当然のことでしょう。
そこで、可能な限り1月から動き始めることをオススメしています。2年や3年なら全然可能ですよね。1月のうちから物件を探しておくことをオススメします。新入生の場合は、なるべく合格発表のその日のうちにに部屋を見て回ることです。部屋を見ないで間取り図だけで決める破天荒な人がいますが、その後何日間そこに住むんですか?適当に決めると後悔しますよー。^^;
お部屋の家賃・外部環境をしっかりチェック!
②家賃のカラクリに騙されるな!
いきなりですが、問題です、
間取りや外部環境が同じ部屋だとして、
①家賃:75,000円 敷金礼金ゼロ
②家賃:69,000円 敷金1ヶ月
③家賃:59,000円 敷金礼金2ヶ月 管理費6,000円
この中で一番オトクなのはどれでしょう?
学生の一人暮らしの場合は、だいたい2年契約で部屋を借りることになります。
これを考慮して、家賃や諸経費の計算には注意が必要なのです。
24ヶ月換算でさきほどの3つを計算してみると・・・。
①=1,800,000円
(75,000円 ✕ 24ヶ月)
②=1,725,000円
(69,000円 ✕ 25ヶ月)
③=1,820,000円
(家賃+管理費65,000円 ✕ 28ヶ月)
②と③では、95,000円も差が出てしまいました!
結構良いパソコンが1台買えてしまう値段ですね。
2年住む予定なら、必ず24ヶ月で家賃諸経費を計算してみましょう。
普通の大学生は、③の部屋がお得だ!と思って飛びつきますが、家賃下げの仕掛けを知っている人は②を選びます。
不動産屋は売れない部屋を売るための工夫をこういった形でもやってきますのでしっかりと見極めましょう。
ちなみに筆者が住んでいるのも②のタイプの料金設定のお部屋です。
③家賃・諸経費・仲介手数料は必ず交渉しろ!
不動産屋って、初期費用の金額を予め高めに設定しています。仲介手数料とか、事務手数料とか、いろんな料金を設定して収益を上乗せしています。追求されずに契約成立すれば御の字なのですが、もし家賃交渉をされたり、契約を迷っているお客様に対して「値引き」の演出をするために予め高くしています。
でも!
ぶっちゃけ「仲介手数料(家賃1ヶ月)」なんて不動産屋は無くても全然儲かってるんです。
「初期費用を家賃1ヶ月分安くしてくれたら、今日この部屋に決めます。」
この一言でだいたい家賃1ヶ月分安くなりますよ。筆者も経験済みです。
④「駅チカ●分」より実際に駅の改札から玄関まで歩け
「最寄り駅からの徒歩●分」という表記はあくまでも目安で見てください。お部屋の内見を行うときは、最寄り駅からお部屋までの所要時間を、時計かスマートフォンで測ってみましょう。この際、駅の出口から改札までの距離もちゃんと考えましょうね。駅から徒歩10分の物件は、なんだかんだで改札まで15分以上ありますから(笑)
⑤アクセスは電車の路線と本数を重視せよ!
個人的には、駅から●●分という距離を重視するよりも、利便性の高い駅を重視した方が後悔することは少ないです。
東京23区内で一人暮らしの部屋を探すのであれば、
東京メトロ・JR両方通っていて複数の選択肢がある
・中野エリア
・池袋エリア
・北千住エリア
・上野エリア
は比較的家賃も安い部屋も充実しているのでオススメです。もし大学から近いところがあれば探してみてください。終電は遅いし、どこへ行くにもアクセスに困らないのでなんだかんだで重宝します。
部屋の中の環境をチェック!
⑥バス・トイレ別の罠
女子が必須条件として口を揃えるのが「バス・トイレ別」です。女性が部屋探しするときに、不動産屋は必ず聞いてくる条件でもあります。ユニットバスのお部屋とと比較して、バス・トイレ別のお部屋は家賃が1.5~2万円ないしそれ以上高くなる可能性が高いです。大学生で、バス・トイレ別に特別なこだわりがなくアクティブに活動する人は前述のアクセス・駅を優先してもいいと思います。
⑦水回りは水を流した時の反応でハズレ物件を避ける
水回り、キッチンとお風呂は水を流して流れる状況を見てみましょう。少しでも流れが遅かったり、異臭がする場合は要注意です。また、夏場使ってない部屋は排水口の臭いがキツイことがありますのであまり部屋探しには適していません。
⑧少しでも自炊するならキッチンは妥協するな
画像のような電熱器タイプのコンロは熱伝導性が悪く、お湯が沸騰しなかったりチャーハンのような火力を必要とするものは作れなかったりします。電子レンジでの調理がメインになる場合はこれでも足りますが、電熱器タイプの1口コンロの場合はシンクも小さいことがほとんどです。しっかり自炊したい方は見ておきたいポイントですね。
⑨自炊するなら、周辺スーパー環境も要チェック!
自炊したいなら、必ずチェックしたいのがスーパー環境。下にあげるような格安スーパーがあると、大学生には心強いですよね。
業務スーパー・肉のハナマサ・西友
筆者も肉のハナマサで鶏肉を2キロ買って、小分けにして凍らして少しずつ使ってます(笑)
⑩洗濯機が置けない物件は事前にコインランドリーをチェック
洗濯機の置き場は要チェック。洗濯機が置けない物件の場合は、コインランドリーを使うことになります。マンション・アパートにコインランドリーが併設されている物件の場合は問題ないのですが、近くの銭湯まで歩かなければならないような場合は要注意。確実に面倒になり洗濯物が溜まりやすくなります。
⑪どんなに安くてもキツイぜ風呂なし
最近の物件だとほとんどないのですが、だいたい風呂なし物件は、築40年以上であることが多く、部屋も狭いので都心でもとんでもなく安い価格で住むことができます。都心に2.8万円で住めるなら!と、苦学生が泣く泣く住んでいることもあります。しかし、しかしです、風呂なしはやっぱりキツくて、そんな部屋にクーラーがついているわけもなく夏は毎日銭湯に通うことになります。銭湯は1回450円ですから、1ヶ月で13,500円はかかる計算です。4.5万円払えばシャワー付き物件の数件はあるでしょ・・・。と思います。
引っ越しについても、知らないと損!
⑫引越し業者は、比較して決めると半額以上安くなる!絶対に適当に選ぶな!
引っ越しは一括見積もりサービスを使って、最低でも3社で比較しましょう。
僕の友人は面倒臭がりやですがとても交渉上手で、なんと5社も同時に家に呼んで、その場で荷物を見せて業者どうし交渉させて、最も安い業者を引き当てていました。ツワモノですね。
引越しについて詳しく勉強したいなら、このサイトがオススメです→引越し業者を口コミで比較!一人暮らし単身引越エンジョイ侍
まずは下のリンクから引っ越し業者を見積もりして3社から5社のメールを待ちましょう。たかが一人暮らしの引っ越しで、5万円も払うことのないように!
運輸距離にもよりますが、うまくいけば1万円台前半で引っ越しできるでしょう。
後悔しないように、自分の目でしっかり物件を選ぼう!
いかがでしたでしょうか。見落としていた、盲点だった部分もあったと思います。この記事が、一人暮らしをする大学生の役に立てば幸いです。
今度は、一人暮らしにオススメのネット回線について書きたいと思います。
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